2018-06-25 ■ これでちょうど10グラムですっ!とまぶしい笑顔の店員は言った。 ほう、それならば家でコーヒーを飲むにあたりちょうど良いではないかと僕は微笑んだ。 本来ならば祝福されるべき昼下がり。10グラムですっ!の声が僕の生活を彩ってくれると思っていた。あまりにも薄いコーヒーを飲むまでは。