僕の神について(3)
誰も興味ないだろうけどこのシリーズは地味に続けていきたい。
僕にとっての神は何かと考えたらそれまぁ音楽か、あれだろう。
とりあえず、で考えたら音楽かもしれない。
だけれど僕は音楽なんて信じていない。音楽で救われるとか、音楽が世界を救うとかまじめな顔で言ってくる人を見るたび本気で頭おかしいと思う。
ノックしてモシモ-シ?
音楽が人を救うとか嘘だ。音楽で救われるなら僕らはとっくにネクストステージだ。じゃあ、あいつはどうなった。あいつもどうなった。そしてあいつらはそのあとどうなった。
所詮音楽なんて一瞬が美しいだけだ。
だけどそのために人々はアンプにジャックを繋ぐんだ。
刹那の楽しみ。
音楽は絶対に人を救わないけれど、世界をほんの少しだけ良くするんだ。
僕はべつにその為にバンドしてるわけじゃないけれど。